最近の社員証の役割について

社員証は会社内や社外で自分の身分を証明するために非常に大切なものです。特に最近は写真付きのものを発行している会社が多く、他の人からみてもより一層身分の証明がしやすく、不正に利用したり偽造したりなどもされにくいものになっています。また大手企業などの場合は、セキュリティの面からそれがないと警備員に入り口を通してもらえないというところもありますので、朝家を出る時に自宅に忘れてしまったり、お昼休みのランチなどで会社を出た時に社内に置き忘れてしまったりしては、中に入れなくなり困ってしまいます。
また最近は身分を証明するためだけに使われているわけではない場合も多々あります。理由はここ数年で主流になったIC端末が埋め込まれているカードタイプのものを採用している企業が増えたからです。それらの企業は、社内でセキュリティの厳重な部屋に入るためのロック解除の機能を付けていたり、入室、もしくは退出の管理記録の機能を付けていたり、専用の機器にかざすことで出勤状態の管理ができるようにしていたり、社員食堂利用の際のお財布代わりになる機能を付けていたりしているなど、今や様々な利用のされ方をしています。
このようにIC端末がつくことにより、多くの役割をはたしてくれるようになりましたが、その分紛失した場合は大変なことになってしまいます。仕事中は常に身に着けている方が多いのですが、仕事が終わった後、飲み会の席にもうっかり身に着けたまま出かけてしまい、酔っぱらってその場で外してお店に忘れてきたという話は、まだこういったものの取り扱いに慣れていない新入社員や入社歴の浅い社員などによくある話です。会社側からすれば、これを身に着けることにより、社員としての責任感をしっかりと感じて欲しいといった願いをこめているところも多いですので、こういったことには始末書を書かせるなど厳しく対応しているところも多々あります。取扱いには十分に注意が必要でしょう。
このように常に身に着けたり、持ち歩いていることが多い社員証ですが、これを利用して利益につなげようとしている方も多くいます。例えば企業が入っているビルの中には食事ができるお店が入っているところも多くありますが、社員証を提示することにより通常の何割か安くなるといったサービスを提供しているところもあります。これによって値段が高くて普段のランチでは中々入れないお店にも足を運んでもらえるようになり、今後の集客につなげようというしているのです。